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本郷の家   山形村

 

『有機質』と『無機質』がコンセプト。

外観は金属サイディングと針葉樹合板の組み合わせ。針葉樹合板ならではの木目がスタイリッシュの中に温かさを感じられる。針葉樹合板は傷んだ部分を容易に交換できる張り方によりメンテナンス性を向上。また、建築主に塗装を行ってもらいコストカットを図った。

内部は塗装の壁と無垢の床、キッチン廻りはモルタル調の塗装など無機質と有機質を混在させることでパネルヒーターが空間に馴染む。

住宅分譲地に建つ家ということもあり、隣家と窓からの目線が合わないように、また開口部は極端に小さくするのではなく、効果的に日光を取り込める配置。地域柄、風が吹くと砂が巻き上がる為、洗濯物は室内干しのみとし、効率よく乾くよう配慮。

玄関ポーチは広く設計。建築主がDIY作業できるスペースやサイクルポートとして利用できる。

玄関を入ってまず目に入るのがパネルヒーター。冷暖房としてだけではなく、リビングが見えにくい目隠しとしての機能もある。

キッチン、ダイニングは天井を低く設定し、落ち着いた雰囲気に。

リビングの上部は吹抜とすることで開放感と上部からの光で明るい空間に。

2階は吹抜を中心にそれぞれの部屋へ繋がる。

開放感がある為、面積の割に広く感じられる。

主要用途:専用住宅
工事種別:新築
主体構造・構法:木造  在来軸組工法
階数:地上2階
建築面積:72.87㎡
延べ面積:111.79㎡

床:桧無垢フローリング
壁:AEP
天井:1F AEP
   2F 針葉樹合板現し
屋根:GL鋼板立平葺き
外壁:金属サイディング
   針葉樹合板+WP

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